Nの逆襲73-むなしい帰路
2008/03/05 (Wed) 13:08
高田馬場にある事務所に着くと、合鍵を持っている元ネオソニックの星野は、
すでに事務所の中で待っていました。
狭い事務所でしたが、なんとか車椅子を入れることができ、
父をテーブルに着かせ、軽い昼の食事をしました。
時間は午後2時ごろだったと思います。
東京○菱U○J銀行の銀行員は、まもなくやっていました。
私はその日に融資の契約をするのだと思っていたのですが、
そうではなく、社長の意思確認をするためだけでした。
銀行員が「今回のご融資は社長さまにも連帯保証人になっていただきますが、
よろしいですか?」っとたずねると、
父は黙って首を縦にふっただけでしたが、それで意思確認したようでした。
そして、融資の金額と、契約日は後日連絡すると言って、
銀行員は1時間もしない内に帰っていきました。
私たちは雪の降る東京で、車椅子の父を連れて、ほかに何もすることは無く、
観光も、おいしい物も食べず、そのまま、タクシーで駅に向かい、
新幹線で帰リました。
何のために東京まで父を連れて行ったのかとむなしさが残りましたが、
寒さのため、父の体調が悪くなるのが心配でほかへ寄り道する気にはなれませんでした。
・・・つづく
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