Nの逆襲61-仕方なく
2008/02/20 (Wed) 13:09
次の日(平成16年12月7日)
私は午前中の10時ごろ、再BY社の事務所に行きました。
飯島さんとN会長はすでに来ていましたが、MK専務は現場に行っていて、
午後から来るとのことでした。
その日は、N会長は最初からその山の権利を買った場合、
どんな風に良いことがあるかについて説明し始め、
すでに、買うことが前提になっているような話しぶりでした。
私は、まだというか、はっきり決められないでいました。
父や母には相談しませんでした。相談しても結論は出ないと思ったし、
N会長が「おまえの親父とおっかさんは心配するから(心配すると父も母も具合が悪くなるから)話さなくていい」
と言ったので、それもそうかと思ってしまいました。
結局結論を出さないまま、お昼になり、みんなで出前を取って食べたましたが、
私は砂を食べているような気分で
『N会長がここまで言っているのだから、買わないわけには行かないなぁ』
っと思っていました。
それは、2億円の魔力に取り付かれていたのとは別で、
次の融資の件(ネオソニック絡みの)でN会長に全面的に依存していたのと、
仕事的にも、BY社の下請けの仕事をかなりもらっていたこともあり、
この山の話しを断ると、その両方から手を引かれるのではないか?と思ったからです。
それは、ウチの会社にとって存続の危機が、かなり早まることを意味します。
お昼が終わってから、
N会長は「買うのか、買わないのか、そろそろはっきりしろ」と言い出しました。
私はみんなのスキをみて事務所から抜け出し、弟に携帯で電話しました。
弟に話しの内容を説明すると「なんだか怪しい話しだから気をつけたほうがいい」
と言って「買ったほうがいい」とは言いませんでした。
そのうち、MK専務が現場から来たので、「どうしようか?」と相談すると
「俺は木の葉ねの判断に任せるけど、会長を見方につけておいたほうが良いと思うよ」っと最終的には責任逃れしたい意思と、でも、N会長には逆らわないほうが良いと言う曖昧な情けない意見しかもらえませんでした。
そのとき私がMK専務に期待していたのは
『あとのことは俺が何とかするから、買わなくてもいい』か
『いい話しだから買ったほうがいい』という責任のある言葉でした。
私はがっかりしましたし、やっぱり責任を取るのは私なのかと自覚し、
買うことを決意して、N会長にそのことを言いました。┐(-。-;)┌
・・・つづく
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