Nの逆襲21−改ざんした決算書
2007/11/29 (Thu) 16:40
では、その決算書をどのように改ざんしているか15年度の決算書で見てみると
税務署の受付印は大きさも字体もほぼ同じで、受付印の偽者をどこかのハンコ屋に作らせたのではないかと思われます。
皆さんに写真でお見せしようかと思ったのですが、受付印が住所 氏名が書いてあるところに押してあったのでやめました。
で、15年度の確定申告書で一番違うところは
26番「欠損金又は災害損失金の当期控除額」が
本物 2,210,823
偽者 2,810,823 600,000偽者の方が多い
27番「翌期へ繰り越す欠損金又は災害損失金」
本物 5,979,234
偽者 379,234 5,600,000偽物の方が少ない
次に損益計算書の完成工事高を見る
(完成工事高とは工事を完成させ引き渡し済みの工事の売り上げ金額で、一般の業種では売上高のことを指す)
本物 61,230,782
偽者 242,230,782 181,000,000偽者の方が多い 1億8千1百万円売り上げ多くなってる
しかし、売上げ原価を見ると
本物 62,614,112 {-1,383,330で原価が売上げより多くかかってしまっています}
偽者 213,389,604 {+28,841,178で儲かっていることに}
偽物は+28,841,178からさらに引く、一般管理費、特に役員報酬が多目にかかったようにしてあり、最終的に利益が3,122,832円上がったようにしてありました。
つまり、決算書3期分にわたって、
最近は2億5千万の売上げが有り、年々売上げを伸ばしているが以前からの損失がある為、確定申告では欠損金が出ていると言うストーリーが見た人に読めるように改ざんしていたのでした。
この方法なら、以前話した納税証明書も使えるし、うまいさすがプロって感じの改ざんですが、
一般から見るとおかしい点はいくつもあります。
売上げが上がったのなら役員報酬を削ってでも、ナゼ一気に黒字にしないのか?
とか・・・
つまりこの決算書は銀行という常識の中で見て、OKな決算書だったと言う事です
・・・つづく
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